インストールとダウンロード

 皆さん、こんにちは

「アプリをインストールする」

「アプリをダウンロードする」

 突然ですが、皆さんは上の2つの文章のどちらを使用しますか?

 もしかして、どちらも同じ意味で使っていませんか?

 実は、「インストール」と「ダウンロード」には明確な違いがあります。

 そこで今回は、インストールとダウンロードの違いについて説明したいと思います。

 まず、この2つを一言で説明するとダウンロードは自分のスマホに入れること、インストールはそれを使える状態にすること、と言えます。

 ●もっと分かりやすく説明すると?
 ダウンロードというのは、アマゾンなどの通販ショップでパソコンやテレビを注文するのに似ています。商品はちゃんと手元に届きますが、届いただけでは箱に入ったままで使えないですよね?ちゃんと使おうと思ったら、「箱から出して」「台に設置して」「ケーブル類を接続して」という作業が必要になると思います。
 インストールとはこの「届いた商品をちゃんと使えるようにする作業のこと」だと言えます。

 ●インストールするのはアプリだけ
 さて、ここまでの説明で「インストールというのはなんだか面倒くさい作業だな」という事は理解できたと思います。でも、インストールというのはアプリを使う場合だけで、画像や動画、音楽コンテンツなどはダウンロードするだけですぐに観たり聴いたりできます。
 じゃあなんでアプリの場合だけインストールが必要なのかと言えば、それはファイルが複雑にできているからなのです。

 ●OSの上にインストール
 アプリはOSの上で動作します。OSというのはスマホやパソコンを動かす基本となるソフトウェアのことです。アプリをインストールすると、一旦分解されてこのOS上の適切な位置に配置されていきます。
 先ほどの例に当てはめれば、「箱から出して(分解されて)」「台に設置して(適切な位置に)」「ケーブル類を接続して(配置されて)」となるわけです。

 どうでしたか?多少は違いを理解できましたか?

 世の中には意味が混同している言葉がたくさんあると思うので、調べていきたいと思います。

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